シングルサーバーの復元チュートリアルの 3 番目の部分であるこのトピックでは、アプリケーション層専用ウィザードを使用して Team Foundation Server (TFS) をインストールする方法を示します。また、SharePoint 製品の拡張機能を新しいサーバーにインストールする方法も学びます。さらに、新しいサーバーで使用するために SharePoint Foundation 2010、Reporting Services、および Analysis Services を構成する方法も学びます。
このチュートリアルのトピックでは、Fabrikam Fiber という架空の会社の IT 管理者である Jill Frank が、「シングルサーバー インストールでの準備と実行 (チュートリアル)」で説明しているように元の配置のハードウェア障害から復旧する例を取り上げます。そのチュートリアルと、そこで説明しているアーキテクチャについての知識があると、このチュートリアルの手順を実行するのに役立ちます。
このトピックの内容
Team Foundation Server および SharePoint 製品用の拡張機能のインストール
SharePoint Foundation 2010 の構成
Reporting Services と Analysis Services の構成
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、次のグループのメンバーであるか、次のアクセス許可が付与されている必要があります。
サーバーの管理者セキュリティ グループのメンバー。
Team Foundation 管理者グループのメンバー。
SQL Server システム管理者セキュリティ グループのメンバー。または、SQL Server のバックアップの実行とメンテナンス プランの作成のアクセス許可が [許可] に設定されている。
Team Foundation 用データベースの sysadmin セキュリティ グループのメンバー。
ファーム管理者グループのメンバー。
Team Foundation Server および SharePoint 製品用の拡張機能のインストール
TFS が使用するデータベースを復元することで、元の配置のデータ層が既に復元されています。次に、Team Foundation Server を構成するアプリケーション層、アプリケーション、およびサービスをインストールすることで、復元プロセスを完了する必要があります。これを行うには、アプリケーション層専用ウィザードを使用します。SharePoint 製品の拡張機能ウィザードを実行し、TFS と SharePoint Foundation 2010 が使用する拡張機能をインストールする必要もあります。
アプリケーション層と拡張機能をインストールするには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Visual Studio Team Foundation Server] をポイントし、[Team Foundation Server 管理コンソール] をクリックします。
コンソールが新しいウィンドウで開きます。
ヒントこのチュートリアルでは最初に Team Foundation Server のインストールを完了しませんでしたが、コンソールはツールの一部としてインストールされています。
コンソールのエクスプローラー ペインで [アプリケーション層] を選択し、[アプリケーション層] ペインで [インストール済みフィーチャーの構成] を選択します。
Team Foundation Server の構成センターが開きます。
[構成センター] メニューで [アプリケーション層のみ] を選択し、次に [ウィザードの開始] を選択します。
[ようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[データベース] ページの [SQL Server インスタンス] で、データベースを復元した SQL Server の名前を指定し、[利用可能なデータベースの一覧表示] を選択します。[データベース] ボックスの一覧で、構成データベースを強調表示し、[次へ] をクリックします。
配置例で、Jill は SQL Server Instance に FABRIKAMPRIME を指定し、TFS_Configuration を強調表示します。
[アプリケーション層の設定] ページで、サービス アカウントが元の配置に使用されたものと同じであることと、認証方法が以前の配置に使用されたものと同じであることも確認します。必要に応じて修正を行い、[次へ] をクリックします。
配置例で、Jill は NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE がサービス アカウントに表示されることと、認証方法が既定の NTLM に設定されていることを確認します。
[確認] ページですべての設定を確認し、正しい場合には [次へ] をクリックします。いずれかの設定を変更する必要がある場合は、[前へ] をクリックします。
[準備チェック] ページで、すべてのコンポーネントのインストール準備が完了していることがウィザードによって確認されます。準備チェックに失敗した場合や警告が表示された場合は、情報を確認し、必要に応じて調整します。
ヒント準備チェックに失敗すると問題が解決するまでソフトウェアのインストールはできませんが、警告は、インストールを続行することもできます。
準備チェックが問題ない場合は、[構成] を選択します。
[構成の進行状況] ページで、インストールの進行状況を監視することもできます。インストールが完了したら、[次へ] をクリックします。
[正常に完了] ページで [閉じる] をクリックします。
構成センターで、[SharePoint 製品用の拡張機能の構成] を選択します。
[ようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[確認] ページですべての設定を確認し、[次へ] をクリックします。
[準備チェック] ページで、すべてのコンポーネントのインストール準備ができていることが確認されます。準備チェックに失敗した場合や警告が表示された場合は、情報を確認し、必要に応じて調整します。
ヒント準備チェックに失敗すると問題が解決するまでソフトウェアのインストールはできませんが、警告は、インストールを続行することもできます。
準備チェックが問題ない場合は、[構成] を選択します。
[構成の進行状況] ページで、インストールの進行状況を監視することもできます。インストールが完了したら、[次へ] をクリックします。
[正常に完了] ページで [閉じる] をクリックし、再び [閉じる] をクリックして構成センターを閉じます。
SharePoint 製品の構成
アプリケーション層と拡張機能をインストールした後は、配置が使用する SharePoint Web アプリケーションの設定を再構成する必要があります。
SharePoint Web アプリケーションの設定を構成するには
Team Foundation の管理コンソールを開きます。
ナビゲーション バーで、[SharePoint Web アプリケーション] を選択します。
[SharePoint Web アプリケーション] 一覧で、元の配置が使用している Web アプリケーションを強調表示し、[変更] を選択します。
ヒント既定では、Web アプリケーションは Web アプリケーションの一覧に自動的に表示されます。表示されない場合には、[追加] をクリックし、手動で追加してください。
配置例では、Jill は http://fabrikamprime を強調表示します。
[SharePoint Web アプリケーションの設定] ウィンドウが開きます。[Web アプリケーションの URL] および [サーバーの全体管理の URL] で、設定を確認し、必要に応じて新しいサーバーの URL に合わせて値を変更します。
配置例で、Jill は http://fabrikamprime を [表示名] と [Web アプリケーションの URL] に指定し、[サーバーの全体管理の URL] では http://fabrikamprime:17012 を指定します。これらは元のサーバーで使用されたものと同じ設定です。
設定に問題がなければ、[OK] をクリックします。
配置の一部として SharePoint Web アプリケーションを構成する方法については、「配置への SharePoint Web アプリケーションの追加」および「Interactions Between SharePoint Products and Team Foundation Server」を参照してください。
Reporting Services と Analysis Services の構成
SharePoint Foundation 2010 を構成したら、Team Foundation Server をレポート サーバーの場所にリダイレクトし、ウェアハウスを再起動して、Analysis Services 用データベースを手動でビルドし直す必要があります。
[!メモ]
前のセクションの説明に従って TFS_Warehouse データベースおよび TFS_Analysis データベースを復元している場合でも、この手順を実行する必要があります。
Reporting Services と Analysis Services を構成するには
管理コンソールのナビゲーション バーで、[レポート] を選択します。
[レポート] ページで、[編集] を選択します。
[オフラインにする] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
[レポート] ダイアログ ボックスが表示されます。
[レポートの使用] チェック ボックスをオンにします。
[ウェアハウス] タブの [サーバー] でレポート サーバーの名前を指定し、[データベース] にウェアハウス データベースの名前を入力します。オプションで [テスト接続] を選択し、データベースが有効であることを確認します。
配置例で、Jill はサーバー名に FABRIKAMPRIME を指定し、データベース名に TFS_Warehouse を指定します。
[Analysis Services] タブの [サーバー] の一覧で、SQL Server Analysis Services を実行するサーバーの名前を指定します。[データベース] で Analysis Services データベースの名前を指定し、[データ ソースにアクセスするためのアカウント] ではデータ ソース アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。
配置例で、Jill はサーバー名に FABRIKAMPRIME を指定し、データベース名に TFS_Analysis を指定します。また、データ ソース リーダー アカウントとして使用するために作成したアカウント名 (SVCSPTRS) とそのパスワードも指定します。
[レポート] タブの [サーバー] 一覧で、レポート サーバーの名前を指定し、[URL の設定] を選択します。[ユーザー名] と [パスワード] に、データ ソース アカウントのアカウント名とパスワード (設定されている場合) を指定します。[既定のパス] にレポートの格納先の場所の相対パスを指定し、[OK] をクリックします。
配置例で、Jill はサーバー名として FABRIKAMPRIME を指定します。また、データ ソース リーダー アカウントとして使用するために作成したアカウント名 (SVCSPTRS) とそのパスワード、および既定のパスとしての /TFSReports も指定します。
管理コンソールで [ジョブの開始] を選択してレポートを再起動します。
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、%ProgramFiles%\Microsoft Team Foundation Server 11.0\Tools ディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力して、Analysis Services のデータベースをビルドし直します。
TFSConfig RebuildWarehouse /AnalysisServices /ReportingDataSourcePassword:Password
Password は、Reporting Services のデータ ソース アカウントのパスワードです。
配置例で、Jill はコマンドラインに次のように入力します: **TFSConfig RebuildWarehouse /AnalysisServices /ReportingDataSourcePassword:**password.
コマンドが正常に完了するまで待機します。
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